頭痛は頭部に局限する痛みの総称である。症状や原因によって、筋収縮性頭痛、偏頭痛などの機能性頭痛と、目、鼻、歯、脳腫瘍などの原因で引き起こる続発性頭痛に分類されます。
筋収縮性頭痛は頭蓋部、頚項部筋の持続筋収縮によって、頭痛が引き起こす持続性、非拍動性の慢性頭痛で、しめつけられるような痛みで、頭重感、肩こり、眩暈感を伴うことが多いです。
偏頭痛は頭蓋外血管拡張により頭痛が生ずる。拍動性、反復性の慢性頭痛で、疲労やストレスなどで誘発されやすく、めまい、嘔気などを伴うことが多い。血管圧迫により、一過性の頭痛が軽減あるいは、削失することがある。
頭痛はCTやMIRなどで検査をしても、異常ははっきり見つからないので、鎮痛剤、安定剤を処方されて終わりという治療が普通です。
実際は、筋収縮頭痛や偏頭痛などは、いずれも鍼灸の適応症で大変よい効果があります。特に頑固性の慢性頭痛に著しい効果があります。
鍼灸治療は、弁証的に関連の経穴や反応点に針や灸をして自律神経系を調整し、血管運動を安定させて、筋の過緊張をゆるめ、局所の循環を改善し、病症を治します。
40代後半の女性は慢性頭痛、めまい、肩こりで、内科、整体院などさまざまの治療がしましたが、症状がかるくなりませんでした、鍼灸治療で2週間くらいで完治しました。
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