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東洋医学と西洋医学

  • 2013年5月22日
  • 読了時間: 2分

先生、東洋医学と西洋医学はどうちが良いですか”この問題は臨床で良く聞かれています。この問題の答えはまず東洋医学と西洋医学の特徴を説明しないと分かりにくいと思います。

  西洋医学は人間機械論や特定病因論である。つまり人体とは心臓、肝臓、腎臓、肺、脳、筋肉、骨などのような臓器、器官から構成されます、病気の原因もそれらの臓器や器官にあると考える。だから、ひとつの病気には特定の臓器に特定の原因である、したがって、治療とはその特定の原因を取り去ること、あるいは補うことです。しかし、この視点は患者本人の体力や環境条件を二次的なもの副次的なものとみなす傾向を強めてしまった。

  東洋医学では人間を全体的に観察し、その患者の全体をめぐる気のバランスの乱れを診断し、その乱れをいち早くもとに戻すように対応する。東洋医学では一般に診断即ち治療となる。また、西洋医学のように人間を分割し、臓器だけに病気の原因を求めることはない。患者さんの体力、精神状態、気候、環境などの情報を総合的に判断して診断します。

  人間の身体は簡単てきな機械じゃない、五臓六腑の機能が綱かっています、お互いに影響する。東洋医学では、患者本人の体力や環境を主な条件とみなして人体の機能とエネルギーのバランスを重視する。即ち自分自身の自然治癒力を発揮する。

 私二十数年の臨床経験見ると東洋医学でも西洋医学でも不十分な治療法です、ある臓器性病気、特に急性病は、たとえば心筋梗塞、脳出血、腫瘍などは西洋医学の利点を利用するほうが良いとおもいます。慢性病や急性病の回復期あるいは機能性の病気は東洋医学の利点を利用するほうが良いと思います。たとえば脳卒中の回復期、各種の痛み、自律神経失調症など、東洋医学は西洋医学より良い効果が確実とおもいます。

  だから東洋医学と西洋医学は単純な治療より相補治療のほうがもっと良い効果あると思います。

  個人的な体験ですがご参考になれば嬉しいとおもいます。

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