変形性頸椎症2回の治療で症状が輕減しました
変形性頚椎症はみなさんが良くわかるように 、主に中高年者に好発する疾患
頚椎症は、椎間板(椎体と椎体の間にあってクッションの役割をしている)の退行変性、椎体骨の辺縁に骨棘(棘上の突起)が形成されるなどによって、脊髄から出て肩や腕にいく神経(神経根)が圧迫、刺激を受ける疾患です。
頚椎は胸椎や腰椎に比べると、椎体は小さいですが可動性が大きく、前屈、後屈、側屈だけではなく左右に回旋するなど運動も多様で、しかも日常的に頻繁に動かすため、頸椎の可動性を担う椎間板は退行変性しやすいのです。
骨棘が形成されても、まったく症状があらわれない場合もありますが、骨棘が形成されることで神経根や脊髄が圧迫され、頸部の痛み、肩のこり、上肢への放散痛、上肢のしびれなどの症状を引き起こす場合が多いです。
進行すると、上肢の運動障害、歩行障害なども引き起こすことがあります。
50代女性患者さんは半年前から首から指にかけて痛くてしびれが出てきました、特に朝起きたら、指先がしびれて力が入れないです、病院で検査して変形性頚椎症を診断され、鎮痛剤と湿布を処方されましたが症状が変わらないでした、辛い毎日でした。
12月13日から本院で鍼灸治療が始まりました、検査すると首と腕が圧痛があり、側頸部押すと上肢にかけて指先までしびれがあります、首が回す時も上肢が痛みがあります、変形性頚椎症診断して鍼灸治療がしました。第一回目の治療が終わりましたら首の痛みが軽くなったと言われました。私は:臨床経験を見ると、続けて治療の場合は大体10日間ぐらいで症状が大分軽くなると患者さんにお勧めしました。今日は3回目の治療で、午後患者さんは診療室に入ったら、:「先生、首の痛みが大変よくなりました、朝は指先のしびれもなくなりました、そんな早く効果が出るのはびっくりした、誠にありがとうございます。」と言われました。2回の治療で症状が軽くなるのが私も嬉しかったです
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