三叉神経は第5番脳神経で、顔面の感覚、咀嚼筋の運動を支配する混合神経です。3枝に分かれる、第一枝は眼神経、第二枝は上顎神経、第三枝は下顎神経。三叉神経痛は、三叉神経支配部位に激しい痛みを生ずる神経痛である。原因は不明で、40代以後の女性が多く見られる、第二枝、第三枝が多見、一側が障害される。疼痛は上下口唇、鼻、眼瞼,眉毛,舌、歯肉などから始まり、数秒ないし1~2分間続く、洗顔、食事など触刺激が疼痛発作の誘因となることが多い。寒冷、疲労、怒りなどが増悪になり。
中医では肝失条達、鬱而化火と考えます。治療としては顔面中心に施術と関連する肝経、腎経、胃経に取穴し疎通経絡、解鬱清火のは治療原則です。
45歳の女性は、数年前から右側上顎部、前額部が毎日数十回焼く様な痛みが出で、夜はひどい、眠れない、苦しかった、病院でいろいろな治療しましたが、なかなかよくならなかった。今月3日から鍼灸治療が始まり、今日まで4回治療した、痛みは大部軽減して、夜も眠れるなりました。
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